レーザー計測は部品にレーザーを照射してその反射光によって距離を検出する装置で、距離に応じて呼び名が変わります。
測定方法には「三角測距方式」や「タイムオブフライト方式」があり、それぞれ現場で活用されています。
三角測距方式は半導体レーザーの発光素子と受光素子の組み合わせで構成されている装置で、測定対象が移動するとスポットも移動するため、変位量を測ることが可能となっています。
タイムオブフライトは照射した光が、対象で反射して受光するまでの時間を計測し、距離を算出する方法です。
タイムオブフライトには位相差距離とパルス伝播方式があり、非接触式の三次元測定機は、位相差距離方式が一般的に用いられています。
レーザー計測のメリットは、従来の建物の測定方法と比べて、データ取得の工数を大幅に短縮できるということがあげられますし、圧倒的なデータ取得数で、データを丸ごと残せるのも特徴です。
また測定だけではなくデータを活用した付加価値の高いサービスも提供することが可能です。